b - r o a d

<   2018年 10月 ( 2 )   > この月の画像一覧

写真展 street portraits

Blitz Gallery 2018.10.12 - 12.16
www.blitz-gallery.com


1983年、この年はすでに「Zoe」の撮影は始まっていましたが、その予定がないときはイギリスでの滞在先サリー州から電車で30分ほどのロンドンに出て終日ブラブラと過ごしていました。フィルム現像所、スタジオ、ギャラリーなどで最初にロンドンでの土地勘ができたコヴェントガーデン駅周辺がその頃のテリトリーでした。そこで見つけた若者を追って動くうちに、カムデンタウン、ポートベローロードを加えた3箇所が大体動き回る「いつもの場所」に落ち着いてきました。去年のブリッツでの展覧会「Julie」もそうした中で生まれた写真です。今回の路上でのポートレイトは、珍しくローライフレックスでの撮影ですが、この後はほとんど出番がなく、これが最初で最後のローライでの撮影になります。そしてこのポートレイトは東京での最初の展覧会として、日本橋の「Zeit」ギャラリーでデヴューすることができました。そのときの展示プリントは16x20インチのコダックエクタルアにプリントしていますが、その残りのプリントを今回の展示でも10点ほど使っています。またその後11x14のアグファレコードラピッドにプリントしていたものも少し残っていましたので、これも加えて今回の展示を構成しています。

c0202611_17251353.jpg

35年前の写真ですが、今見ても彼らの出で立ちには少しも古さが感じられなくて、現在目の前に現れても少しもおかしくないようにぼくには見えます。身につけているもののほとんどは年代もの、それを見事に自分に合わせるセンスは、古いモノが生きながらえるようにできているイギリスという国の懐の深さの中で育まれたものだと思います。なんでも周りの人に合わせる日本という国で生まれ育ったぼくには、それとは根本的に異なる彼らの有り様が、とても自由に見えたものでした。

展覧会期間中ギャラリーは土曜日曜も開館していますので、できるだけ日曜日には在廊する予定です。

是非お立ち寄りいただければと思います。よろしくお願いいたします。

© All rights reserved.


by b-road | 2018-10-11 17:43 | Trackback | Comments(16)

お休みの間に

ブログを休んでいたこの二ヶ月あまり、世の中本当にいろいろなことが起きていました。
限られた写真の世界だけでも、この間の注目は何と言ってもニコンのフルサイズミラーレス機の発表とz7の発売、そしてそれに続くキャノンとパナソニックのフルサイズミラーレス機への参入のニュースで、このところ一気にミラーレス元年のような様相でした。ぼくもニコンz7はとても楽しみで、久しぶりにニコン導入と密かに期待していましたが、やっと昨日重い腰を上げて友人のS氏と新宿のヨドバシに見に行ってきました。
発売からまだ一週間、手にとって見ることができるか不安でしたが、ぼくたちの行った時間には誰もz7の前に並ぶ人はなく、完全に予想が外れました。厳しいもんですね、あのティザー広告で散々期待感を煽り、それが発売後僅か一週間でこれです、ほんとネット時代の今メーカーさんも大変だなーと思いました。そいうことが影響したわけではありませんが、今回もぼくから見るとニコンは期待外れでしたね、まあその理由はいろいろありますが、一言で言うとこのカメラからは自分が撮りたい写真がイメージできないんですね、用意された作例写真を見ても、このカメラで撮ってみたいという写真のイメージが湧かないんです。みんなが高く評価するEVFもこれまでのニコン一眼のファインダーにははるかに及ばないと思います。ソニーも含めてEVFが写真を撮りたいレベルになるにははまだ時間がかかりそうだと思いました。
c0202611_05344889.jpg
そういうわけですぐに退屈したぼくはフジのXT3も触ってみたのですが、これもやっぱりファインダー、EVFでがっかりするんですよね、他は良い点もあるんですがやっぱりこれでは欲しいと言う気にはなりません。でそばにあった同じフジのX-Pro2を手にとってみると、手にしっくり収まるし、覗くとOVFがすばらしいじゃないですか、カメラはこれでなくちゃーと嬉しくなりました。それからちょっとマップでX-Pro2を見ていこうとS氏と3階に上がって、グラファイトの中古とノーマルブラックの中古を触ってから帰ってきましたが、いやー欲しくなりました。一足先にグレードアップしたXT3のスペックを見るとX-Pro3は間違いなくゲットしたいと思いますが、そのまえにX-Pro2から先ず買います。高スペックで飾られた世界に冠たるニコン機を見た後で、モデルテェンジを控えたAPS-C機の方ににより魅力を感じてしまう、これもまたカメラの面白いところかもしれません。人によって写真観は様々でしょうが、カメラを買ってもその先に撮るものを想像し得ないのでは困ります。
Leica M-D / VM 50mm f1.2
© All rights reserved.





by b-road | 2018-10-07 06:53 | Trackback | Comments(18)