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M8

ライカM8の液晶周りに並ぶボタンの白い文字が半分ほど消えてしまったので、ライカ銀座店に補修をお願いした。液晶も含めたパネルの交換になると費用も高くなるし、そもそも交換部品があるのかどうかも心配だったが、幸い文字の書き直しの補習だけで済んだので助かった。おかげでM8は背面だけ見れば新品かと思うほどに綺麗になって帰ってきたので、大変に嬉しい。
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2006年の発売からその後のM9、240、そして現行のM10までライカデジタルMシリーズはこの間そのシャッターの音や感触が少しづつ変わって来たが、ぼくの好みで言えばM8のシャッターを超える感触のデジタルMは他に無い。シャッターを押した指先の感触と、切れる瞬間を感知する脳との一体感が得られるのはM8しかなく、M9以降は全部落第だとぼくは思っている。それに加えてあの少しアグレッシブな音がなんとも言えずに気持ちがいい、スイッチボタンではないシャッターボタンを備えた唯一のデジタルMがM8だ。

by b-road | 2019-05-18 17:19 | Leica M8 | Trackback | Comments(6)
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Commented by imai209 at 2019-05-19 00:03
セイケさま、ご無沙汰しております。
最近はM8についてのアップが少なくなったような気がしていましたが、今月は「椅子」と補修の話題が出てきて頼もしく感じています。
文字の書き直しの補修ができるなんて、感動してしまいました。
私のM8.2はまだ白文字が消えるほどではありませんが、このお話を伺ってホッとしています。
このカメラにはまだまだ頑張って欲しいと思います。
Commented by b-road at 2019-05-19 08:41
imai209さん、コメントありがとうございます。
いずれ白文字が見えにくくなった時には、こういう修理もありますのでご安心を。
スペック優先の日本では少し違うのかもしれませんが、世界のライカユーザーの中ではM8は
まだまだ人気があります。使う度に楽しいカメラです!
Commented by hide at 2019-05-24 03:06 x
「スイッチボタンではないシャッターボタン」という言葉に、
色々と気付かされました。
同じレンズを使っているのに、α7ⅢとM8への感覚の違いとか。

でも不思議ですね。
フィルムではM3のシャッター音と感触が一番と思っていましたが、
デジタルになるとM8のシャッター音と感触に魅力を感じます。
やはりフィルムとデジタルは似て非なるものなのでしょうか。
Commented by b-road at 2019-05-24 20:30
hideさん、コメントありがとうございます。
自分が切っている瞬間と指先の感触がシンクロするものが本来のシャッターボタンだろうと思いますが、それに加えて音色というものもあります。こういう話になると決まってM3,M2のことが出てきますがぼく個人としてはフィルムライカの中ではM7のシャッターが一番の好みです。
M7は電気で制御されたシャッターですが、硬質で音が流れないのが、ライカらしくないと言われても好きなんです。微妙な手ブレを呼び込む30-1/60あたりが特に気持ちよく使えます。
デジカメは電気カメラですから、フィルムカメラとはどうしても違うのでしょうが、それだけにM8はなおさらユニークな存在だなーと思います。
Commented by Desire at 2019-06-02 01:08 x
昨年拝見させていただいたときのあのM8が墨入れされて戻ってくるという粋な補修
愛着度の高さが流石です
シャッターfeelingもお話しいただいたことを思い出しながらM8は違うのだなと感じました
私はM9からしかわからないのですが、それでもM9のシャッターfeelingが一番好きです
M10-Pは静かで気に入っていますが、撮った感じというか巻き上げの音を含めてM9がいいという感じです
セイケさんにとってのM8同様に私もM9を大切にしようと思いました
Commented by b-road at 2019-06-02 16:37
Desireさん、コメントありがとうございます。
ライカのデジMはシャッターの感触がライブビューの有無で別れるのかなと思っていますが、最後のCCDのM9は貴重な一台だと思います。M8、M9、そしてLMMの三台はどれも良し、手放し難くなる機種ですね。ぼくもM9を手放して後悔しています。あんな色はシーモスでは絶対得られません、それだけでも手放してはいけません!
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