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Heliar classic 75mm f1.8 8040690

Heliar classic を約1ヶ月余り使ってみての印象を大まかに言うと、f1.8とはいえボケ味ではやはり75ミリズミルックスには及ばず、開放の切れではズミクロンに届かずというのが結論になる。ボケの美しさやその浅いDOFに依る独特の描写はズミルックス特有のもので、その反対にズミクロンのf2開放での切れはズミルックスにはない、つまりこの2本のライカ製75ミリはどちらにしても足りないものはあるわけで完璧ということではない。

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しかしズミルックスの浅いDOFやクロンの開放での切れがどうしても必要になるようなケースはいずれも稀で、通常9割以上ではこのようなギリギリの使い方はしないものだと思う。したがってこのような極端な場面を除けばヘリアーの描写とライカのレンズの違いは殆どない。あとは撮る人次第でよくもわるくもなる、そういうレベルの範疇にこの3本のレンズは並んでいると思う。
実際どうしてもズミルックスが必要になるのは近接でf2-2.8で撮らなければならない場合で、ぼくはそうでなければこの重いレンズは敬遠したい。クロンの75はこの3本ンの中では一番コンパクトで持ち出しやすいが、非球面レンズの嫌なボケが好きでない。モノクロームでの切れもあり、カラーの色乗りも悪くないヘリアーはプアマンズライカなんかではない。せめて1mの最短が80cmならば、ぼくは常用75ミリにはこのヘリアークラシックを選ぶだろう。
前のスレッドで書いたようにモノとしての出来具合は本当に素晴らしく、ライカのボデーともよく似合う。このヘリアーとライカレンズどっちが良く撮れるのかは撮り手次第、そういうレベルのレンズだと思う。このヘリアーはこれからのCVレンズの基礎になる貴重なレンズではないだろうか。
CV Heliar classic 75mm f1.8
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訂正
最短を1メートルと書きましたが、私の間違いで実際は90センチです。
訂正してお詫びします。2011.1.19
by b-road | 2011-01-03 09:50 | Voigtlander VM | Trackback | Comments(0)
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